最後までやり遂げるには情熱と粘り強さ

新しい本の紹介です。

GRIT やり抜く力 1章の解説です。

 

ミッションコンプリート

最後までやり遂げることができる人と

そうでない人の違いは何でしょうか。

晴れて陸軍士官候補生になることが

許されるのは選抜されたエリート達です。

しかしそんな彼らでも厳しい訓練合宿で

肉体的、精神的に追い詰められると

脱落してしまう者が出てきます。

そこには困難に対処する力、あきらめない資質が

密接に関連していることが予想されていました。

 

いろんな分野の成功者を調査した結果によると

失敗してもめげずに努力を続けることが共通しています。

彼らには二つの要素があり、それは情熱と粘り強さです。

目標を達成することもそうですが、

目標に近づくためのプロセスに

喜びを感じ情熱を持ち続けます。

粘り強く努力しあきらめない姿勢で取り組みます。

 

やり抜く力 グリットスコアは

以下のような考えにどの程度賛成するか

回答することで測定することができます。

・重要な課題を克服するために、挫折を乗り越えた経験がある

・いちど始めたことは必ずやり遂げる

・興味の対象が毎年のように変わる

・アイディアやプロジェクトに夢中になっても、すぐに興味を失ったことがある

訓練の脱落者ではグリットスコアが低く、

残った候補生ではグリットスコアが

高いことがわかりました。

営業職の離職、学校の中退、

スペリングコンテスト決勝進出者、

グリーンベレーの訓練などにも

同じような傾向がみられます。

各分野で特有の能力は必要にはなるものの、

同じような条件で比べた場合

グリットスコアで脱落するかしないかを

判断することができます。

 

能力が高ければできるのだから

頑張ろうとするのではないかと考えられますが、

グリットスコアと成績に相関はありません。

能力が高い=やり抜くことができるとは言えないわけです。

 

次回

GRIT やり抜く力 2章の解説です。

才能と成功について説明します。

 

所感

「マインドセット やればできるの研究」と

比較しながら読んでいました。

しなやかなマインドセットを思い出してみると、

グリットと共通するところが多いように思います。

失敗から学び、自分の成長を見据えて改善しようと

努力を続けていく姿勢です。

途中で諦めてしまう人は、

硬直マインドセットで自分には才能がないからとか、

つまらないと言って

自分の価値をこれ以上傷つけなくて済むように

失敗を避けようとする人ではないでしょうか。

情熱は努力を維持する力になると思いますが、

この点はマインドセットでは説明しきれないので

本書でどのようにカバーされるのか楽しみですね。

 

学校を退学するのは教育が行き届かないことになり

社会的な損失に、

従業員が会社を退職するのは企業にとって損失に、

それを避けようと脱落者を予測したいというニーズがあるようです。

個人の側面から見れば

やめることは必ずしも悪いことではない

と思っています。

何でもかんでも無理に続ける必要はなく、

いろんなことを試したいとか

自分の価値観に合う合わないとかもあると思います。

いつもグリットが必要とは限らないんじゃないでしょうか。

グリッドを鍛える経験は必要だと思いますが、

本当に大事にしたいことだけにグリットを使いたいですね。

私は大学院を中退しているのでそう思うだけかもしれませんが、

この辺りの答えも読みながら探っていきたいと思います。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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