対人関係がうまくいかない理由

MINDSET マインドセット 「やればできる!」の研究 6章の解説です。

人間関係とマインドセットについて説明します。

 

復讐のない世界

もう恋なんてしない。

恋愛で失敗したときによく聞くセリフです。

人間関係での失敗は影響が大きく、

人生のいろんな場面で人を悩ませます。

しかし人間関係がないと人生はありません。

もう人間関係は懲りたと言って

すべてをあきらめてしまうよりも

関係を良くすることに努力するほうが可能性が広がります。

硬直マインドセットの人は人間関係で否定されると、

相手への恨みと復讐心を持ちます。

自分を傷つけた相手を否定することで

自分の価値を取り戻そうとします。

しなやかマインドセットであれば

相手を理解し許すことで前へ進もうとします。

 

素晴らしい業績を目にした時と同様に

良い人間関係を維持している人を良い人だから、

仲良い夫婦を相性だからと決めつけていたりしませんか。

人間関係も持って生まれた能力で決まるのではなく、

成長させることができます。

対人スキルも身に付けることができるもので、

関係を良くするには努力が必要になります。

 

自分は変わらない、

相手は変えられない、

自分と相手の関係は変わらない

と考えていると理想の相手を

探し求めることになります。

世の中には自分とぴったりの相手がいて

愛があればすべてうまくいく、

そんな相手との出会いを期待します。

出会った当初はすべてうまくいくでしょう。

しかしお互いの事が良く分かってくるにつれて

問題は必ず発生します。

そのとき相手は理想の相手ではないから

失敗したんだと考え

別れるという選択をしてしまいます。

良い関係を続けるには問題に目を向け

お互い助け合って努力していく必要があります。

確かにパートナーは自分のことを

理解しているかもしれません、

ですが何も言わなくてもわかってほしい

というのは過剰な期待です。

全く同じ境遇で育って、

同じ経験をして同じ考え方を持つ人はいません、

仮にそんな人がいたとしても

自分のパートナーである可能性は低いでしょう。

結婚であればお互いの結婚生活について

考え方を話し合うことが重要です。

相手がやることだと決めつけているもの、

自分にはこれができる権利があるという

思い込みを無理やり実現させてしまえば、

関係は悪化していきます。

相手と自分の違いを明らかにし

それを解決しようする活動を継続的にやっていく必要があります。

 

パートナーに限らず通常の人間関係においても問題は発生します。

相手あっての関係なので

自分か相手が悪いというのであれば

相手を責めることで自分の価値を下げないようにします。

相手のせいではないとすれば自分を責めることになり

自分に能力がないことになってしまいます。

最初はどう対処したらよいのかわかりませんが

失敗から学んでいきながら関係を良くしていく、

関係は相手と協力して改善していくものであり

相手は敵ではなく味方です。

 

自分が優越感を感じるために他人を利用している人がいます。

自分より劣っている相手と付き合い安心感を得るのです。

良い関係であっても

自分の価値の証明を追求することを優先してしまうと

相手を格下に扱うようになり関係を損なってしまいます。

これとは逆の表れ方をしているのが内気な人です。

他人に傷つけられたくないがために

人間関係に積極的になれません。

もちろん内気な人の中にも

しなやかなマインドセットの人がいますが、

硬直したマインドセットの人は失敗を怖がるため

人間関係を発展させることが難しくなってしまいます。

 

自分の価値を確かめるための例としていじめがあります。

能力は変化しないものだから

持って生まれたものには優劣がある

という考えに基づいて、

標的の劣った特徴を馬鹿にすることで

自分は優れているんだと感じたいのです。

いじめる側は自分を満足させることができますが、

いじめられる側はどうでしょうか。

硬直マインドセットでは自分への評価と受け取り

相手に復讐心を抱きます。

しなやかマインドセットであれば

相手の心の問題だと考え相手を手助けしようとします。

しかしいじめで問題なのは

いじめられる側がしなやかであっても人数的に不利であり、

相手を変えるというのは子供には難しいということです。

そうした環境下で感じる無力感は硬直マインドセットを招きます。

いじめの結果は被害者側の痛ましい事件として現れることもあります。

子供同士とはいえ優劣をつけて

他人をいじめてもよいということはありません。

硬直したマインドセットを解くことでいじめを少なくすることもできるでしょう。

 

次回

7章について解説します。教育とマインドセットについて説明します。

 

所感

硬直したマインドセットは

恋愛関係では相手を責め破局につながり、

友人関係では優越感を感じるために

相手を利用したり利用されたりして関係がうまくいかなくなり、

子供ではいじめの原因になります。

さらに自分の価値を取り戻すために復讐が必要となり、

相手にいつまでも執着しないといけません。

それが長期化すれば間違いなく時間の無駄になるでしょう。

自分のプライドよりも相手を許し

そこから学んで前進することのほうが人生にとってプラスです。

考えれば考えるほどしなやかマインドセットが

素晴らしいものなのですが、

私はどうしても人間関係で自分を傷つけられるのが怖くなります。

能力は努力して成長させればいいとまだ考えやすいですが、

性格に関してはあまり変える余地がないと考えているようです。

理想の結婚と同じですが、

愛があれば努力しなくてもよいのではないのでした。

しなやかマインドセットになれば安泰ってわけではなくて、

そこに居続ける努力が必要なんだと改めて気づかされました。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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