MINDSET マインドセット 「やればできる!」の研究 のまとめ

一冊終えるのにけっこう時間がかかってしまいました。

MINDSET マインドセット 「やればできる!」の研究のまとめです。

 

本書に向いてる読者

自分に自信が持てない人

挫折しやすい人

プライドが高い人

自分をもっと高めたい人

子供や部下を持つ教育する立場の人

人間関係につまづいている人

におすすめです。

 

どんな本?

本書はマインドセットの観点で様々なことを解説しています。

能力や実績の関係、スポーツ、ビジネス経営、

対人関係、教育、社会問題など幅広いです。

その中でも著者が教育に携わっているためか

教育への思い入れが強く出ています。

エピソードや研究紹介が多めなのでボリュームは多いですが、

言いたいことはすごくシンプルで読みやすいです。

マッケンロー選手の扱いが面白いので是非読んでみてくださいね。

 

内容まとめ

壁にぶつかったときに途方に暮れてしまう、

わくわくするという違いが生じるのは

マインドセットが異なっているからです。

マインドセットには2種類あります。

硬直マインドセットは能力は生まれ持ったもので

変化することはないという考え方です。

しなやかマインドセットは努力することで

能力は伸ばすことができるという考え方です。

 

硬直マインドセットでは

能力が低いとわかってしまうのを怖がり、

失敗を避けようとします。

失敗から学ぼうとせず、

自分を評価してくれる環境を求め

そこから抜け出せません。

完璧主義者になってしまい、

自分の能力を伸ばすことができません。

人との比較から自分の価値を確認し、

劣った人と判断すれば横暴にふるまうこともあります。

それができなくなると挫折してしまうという

脆い特性を持っています。

しなやかマインドセットでは

努力することで成長しようとします。

周りにフィードバックを求めます。

失敗から学び自分の能力を伸ばします。

 

輝かしい実績というのは努力によって達成されます。

硬直マインドセットの学生は成績が下がる傾向にあり、

しなやかマインドセットの学生は

成績が上がる傾向があることがわかっています。

自分の評価ではなく

学んで成長することに集中しているからです。

素晴らしい能力を見たときに

才能があると評価してしまうと

できない人たちに対するレッテルや偏見を助長し

できない人たちをできないままにしてしまい

社会的な損失につながります。

一方で能力を裏付ける努力に目を向けることで

自身の能力を伸ばすことができますが、

周りにしなやかなマインドセットを広げ

社会に良い影響を与えることもできるかもしれません。

 

スポーツの世界に目を向けると

才能への期待がプレッシャーとして重くのしかかり、

期待された選手が才能に溺れたり挫折を乗り越えられずに

態度が悪くなったりやる気をなくして

活躍できずに消えていきます。

一方でそのような環境の中でもプレッシャーを跳ね返し

挫折を乗り越え勝ち続ける人たちは、

失敗から学び努力を続けています。

数多の経験から精神力を鍛え上げ、

プレッシャーのかかった状況であるほど能力を発揮します。

自分の能力は努力の賜物であると謙虚な姿勢を崩さず

自分の能力を磨き続ける王者の姿勢は非常に参考になります。

 

硬直マインドセットが企業内に広まってしまうと

汚職や業績の低迷、破綻など

悲劇的な結果をもたらす可能性があります。

企業が経営者を肯定するための道具になり、

部下が上司に優越感を感じさせるための存在になると

社内の意見が通らなくなり誰もが考えることをやめます。

上の言うことを聞くだけの集団浅慮に陥り

危険な意思決定をすることになります。

それを防ぐ方法は

協力や成長を重視していることを

根気強く伝えることです。

能力主義を一掃するなど改善する努力を継続することで

長期的に企業を伸ばしていくことができます。

 

硬直マインドセットは対人関係において

相手への恨み、復讐、関係の解消、いじめ等につながります。

自分の価値を下げないために

相手の悪いところ、劣っているところを責めて

自分のほうが優れているから悪くないと安心したいのです。

対人関係も能力と同様に良くしていくことができます。

相性や性格によって決まるのではなく、

相手を理解し自分との違いが問題になれば

それを解決しようと努力する。

同じ問題に取り組む味方として

協力して助け合うことが重要になります。

 

子供は親の影響を強く受けます。

親の言動・行動から親の考え方が子供に伝わります。

能力の高さや頭の良さを評価するような

メッセージは子供の成長を妨げるため、

努力や失敗からの学びが重要であることを

伝える必要があります。

教師としては高い目標を子供に課し、

それを達成する方法を理解できるよう

しっかりと手助けをすることで

子供を成長させることができます。

親や教師の学び成長しようとする姿勢が

子供たちにも伝わり真似するようになります。

 

マインドセットによって

ものごとを評価として解釈する代わりに、

学びや成長するチャンスと捉えることができます。

実際にマインドセットを変えようとすると

恐怖を感じるはずです。

それは自分の能力を確かめて安心することを捨て去り、

成長することだけに目を向けることだからです。

そこを乗り越え成長できたらやめるのではなく、

維持しようと努力と経験を重ね続けることで

自分の能力を伸ばし、

対人関係を深め、

子供の教育がうまくいくようになります。

マインドセットを変えるには時間がかかり

努力を継続する必要がありますが、

改善や成長のチャンスを探し

挑戦し続けることで人生の質を上げることができます。

 

次回

新しい本を紹介できることがとても楽しみです。

GRIT やり抜く力

の解説をしていく予定です。

 

所感

しなやかなマインドセットは

自分との闘いなのかもしれないと考えるようになりました。

常に自分の成長を見据え、

しなやかな姿勢を続けるための努力をし、

失敗から学んだり何か良くすることはできないかと考え続ける。

忍耐力、継続力、精神力などいろいろ浮かんできます。

あなたは過去の自分に勝っていますか?

本書はそんな疑問を問いかけてくれているのかもしれません。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA