計画を立てればうまくいくのか?

仕事に関する9つの嘘 2章について解説します。

計画について説明します。

 

時代錯誤

世の中のそこら中に計画というものが存在します。

仕事でも計画を立てることが求められます。

幹部が作った全社的な計画が

部署や課、チームの単位に分割され

人員や時間などの資源が割り当てられます。

計画により仕事の順番や役割が明確になります。

計画を作ることによって

その通りにやれば大丈夫だと

安心することができます。

完璧な計画があれば

思った通りの未来を作ることができる、

そんな風に思えてしまいます。

 

ものごとの変化する速度は速いものです。

状況が変われば計画通りには進みません。

計画を何度も変更する必要に迫られます。

現実が変化しているのに

計画通りにやろうとすれば

うまく対応することはできません。

計画を立案する人が

すべての情報に精通しているわけではないため、

直面している状況に適したものであるよりも

一般論に終始した計画になってしまいます。

今まで起こったこと、

今起きていることを分析することは

今どんな状況なのかを理解することです。

計画することはその時点での課題を把握することになりますが

その通りにものごとが進むわけではありません。

 

すべての情報をリアルタイムに

メンバーへ伝えるようにすることで、

メンバー自身で判断し行動することができます。

チームリーダーはメンバーに情報を提供し、

メンバーも同様に情報を共有します。

どんな情報が役に立つのか観察し、

情報の正確さに注意します。

情報にどんな意味を見出すかはメンバーに任せ、

一部の人だけでなく全員で考えるようにします。

すべての情報を共有することで

情報同士を連携させることができます。

必要な情報だけを抽出したり、

意味を正確に理解することは

実際に担当するメンバーでなければできないことです。

 

チームとしては情報共有する機会を

毎週設けることが推奨されます。

11で情報共有の場を設け、

今週の優先業務とそれに関する問題や解決策

について話し合います。

月一回の頻度では一般論になってしまい、

メンバーのやる気も下がります。

メンバーの仕事を気に掛けることができれば

メンバーのやる気も成果も高まります。

これこそチームリーダの仕事です。

また情報共有することで

信頼関係を構築することができます。

共有される情報が少ないほど

メンバー同士で何をやっているのかわからず、

助け合ったりお互いへの理解を深めることができません。

 

計画を立てるよりもチームにすべての情報を渡し

各メンバーに判断させるほうが

変化する状況にうまく対応することができます。

今まで起こったことから状況を把握することも、

これからどうすべきか考えることも

チームで取り組むことでより効果的になるのです。

 

8つの指標のうち、本章で高めることができるものは以下になります。

・所属チームでは価値観が同じ人に囲まれている

・私にはチームメイトがついている

次回

仕事に関する9つの嘘 3章について解説します。

目標について解説します。

 

所感

ものづくりの現場で考えてみると、

お客さんに製品を納品しなければならないために

日程を気にすることが多くあります。

納入から逆算して日程を計画するのですが、

そもそも成立しないためにいろいろと調整が入ることもあれば

開発の遅れによって日程が遅延したりします。

一部の人が立てた計画には

全体の情報が反映されていなかったり、

担当者から見たらどうしてそうなったの?

という変な計画になってしまっています。

情報が上流で止まってしまい、

下流に必要な情報が流れてこないのが原因だったんですね。

メンバー全員にすべての情報が展開されると混沌としそうです。

慣れてくれば必要な情報だけを抽出して

判断できるようになるのかもしれませんね。

他のメンバーが何をやっているかの情報も

自然と得られるようになりますし、

全体を見渡す能力も付くので

長期的には良い結果が得られそうです。

 

自分の事を振り返ってみると、

人から指示を受けるときは

背景情報や本当の目的を知りたくなります。

相手の要求が明確であればこちらの対応が決めやすいですが、

そうでなければより詳細な情報が必要なってきます。

本来の要求がわかれば別の提案もできるかもしれません。

Aを知りたいからBをやってください」

Bだけを指示された場合に、

言う通りにBをやることもできます。

ただAを知りたいという情報が担当者に伝えられれば、

Bをやることが無駄だとわかるかもしれませんし

別にもっと良い方法がある可能性もあります。

こうしてみると情報を途中で遮断することの

デメリットが浮かび上がってきますね。

 

私自身は計画というものが苦手で嫌いです。

計画しても最終的には日程に間に合わせるように何とかしろ

となります。

計画が無駄になった経験が多かったのかもしれません。

本書を読んで計画のデメリットに改めて気づかされました。

ですが計画の作業のうち、

情報を集めて現状を把握することは必要なことです。

さらにその情報をメンバーに展開することが

より効果的だとわかった以上、

私も仕事に活かしたいと考えています。

月曜日になったらTeamsで部下との情報共有チャネルを

作って運用開始することにします。

チームとしての一体感をより得られるといいですね。

今まで必要のない情報を伝えていなかったのですが、

それは部下の成長を妨げていたかもしれません。

情報共有は少し手間がかかりそうですし

すべての情報にさらされる部下は戸惑うと思いますが、

それ以上の効果があると期待して

チームで取り組んでいきたいですね。

 

前回は少しだけ抽象的で

すぐに役に立つことをお伝え出来なかったのですが、

今回から具体的で行動に移しやすい内容になりました。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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