専門を決めるのは遅いのが普通

RANGE知識の「幅」が最強の武器になる の解説です。

 

木を見て森を見ず

タイガーウッズは小さい頃から才能が見出され

ゴルフに集中して取り組んでいた一方で、

フェデラーはいろんな種類のスポーツに

取り組む中でテニスに一本化しました。

両者の育ち方は全く異なります。

スキルを磨くためには意識的な練習が必要で

それには長い時間が必要になります。

さらに一万時間の法則を考えると

はやいうちに集中して取り組み始めたほうが

有利に事を進められるように思えます。

スポーツ分野以外でも早期に専門化し

訓練を積むことが流行っています。

 

しかしエリート選手たちは

色々なスポーツを試した後に

専門化している傾向があります。

早い時期に決めるよりも

専門とするものをゆっくり選ぶことが重要です。

スポーツに限らず他の分野でも同じ傾向があります。

キャリアの早い時期に専門を決めている人に対し、

遅い時期に専門を決めている人は

十分に追いつくことが可能です。

さらに幅広い経験がある人のほうが

クリエイティブで良い発明をすること

がわかっています。

成功している人には

専門化するのが遅かった人が多くいます。

 

はやいうちに専門を決めることはあきらめ、

人としての幅を広げ、

様々な分野を経験する

ことにはそうするだけの価値があります。

専門を決めるまでに時間がかかっている人が

専門を決めて邁進している人を見て

焦る必要はありません。

他の事をあまり知らないまま専門化すると

視野が狭くなる一方で自信は増していきます。

いろんな視点から考えることができず

全体としては悪い決断をする事態にもなり得ます。

 

世の中が複雑になり

仕事に専門化が求められている中で

幅広い経験をすることを

どのように両立させていけば良いでしょうか。

 

次回

RANGE知識の「幅」が最強の武器になる

1章の解説です。

 

所感

まず最初に心に浮かんだことは

「若いうちにいろいろなことに挑戦すればよかった」

です。

年を取ったから失敗をしてはいけない

という意味ではありませんが、

若いうちに失敗しながらも

色々な経験を積むことが

将来に役に立つことを

昔の自分に教えてあげたいですね。

仕事をしていると、

仕事の幅を広げるといいよ

という言葉をいただくことがあります。

ずっと同じ仕事をしていると

視野が狭くなって

新しいことを受け入れられず

変化を嫌ってしまいます。

新しい視野を持つためにも

他の事に挑戦することが必要です。

個人の中に多様性を持つことも

大事だと思いますが、

チームとして多様性を持つことができれば

カバーできないのかなと疑問に思いました。

チームの成功と個人の成功は異なるかもしれませんが、

多様性を持つための方法は個人に限らないですし

個人では限界もあるでしょう。

 

仕事で悩んでることがあると、

他の分野で似たようなことなかったかな

と周りの分野に正解を期待してしまうことがあります。

専門的な問題の中にも一般化できる要素があって、

それにはこうしたら良いという定石があります。

すぐに見つかれば良いのですが、

それにはいろんなことを知っている必要があります。

本を読みだしてからは知らないことがいっぱいあるなぁ

と痛感させられます。

それでも新しい知識、刺激があるのは楽しいことですね。

 

専門特化する前の人、

専門特化してしまっている人は

どうしたらよいのか

本書の内容が楽しみです。

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