RANGE知識の「幅」が最強の武器になる のまとめ

RANGE知識の「幅」が最強の武器になる 総集編です。

時間がかかってしまいましたが、本書の最終回です。

 

本書に向いてる読者

キャリアを変えようか迷っている人

自分のやりたいことが見つからない人

自分は出遅れていると感じている人

イノベーションを起こしたい人

今のままでいいのかと悩んでいる人におすすめです。

 

どんな本?

専門家が陥ってしまいがちな思考の弱点と、

幅広く取り組むことの効果が説明されています。

考えた方の切り口も多く、

研究例やエピソード、参考文献も大量にあります。

ページ数は400と多いですが、

文章も読みやすく新しい情報が次々と出てきて

読者が飽きないよう工夫がされています。

著者本人も曲がりくねったキャリアを持っており、

幅広い知識があったからこそ

本書を執筆できたんだと納得させられます。

科学や教育よりの内容も多いですが、

その分野に関わらない人にもおすすめです。

これからどんな仕事ができると良いのか

というヒントも得られます。

自分の視野は狭くないと自信のある人は

読んだほうが良いですね。(私がそうでした)

 

内容まとめ

効率的な早期専門化が流行していますが、

幅広く取り組んで専門とするものを

ゆっくり選ぶことは自然の流れです。

早期の専門化が有効なのは

訓練で得られたパターンや経験により

結果が予測可能な限られた領域だけであり、

現実の世界は複雑でパターンが適用できません。

抽象的思考能力によって複雑なものに関係を見出し、

それと似た物事からヒントを得て

未経験の物事を深く理解することができます。

専門的なやり方や知識に頼ってしまうと、

事実を都合よく解釈し

誤った方向に学習してしまうことになります。

うまくいかないときは

自分の良く使う考え方、やり方を変える必要があります。

 

幅広く取り組むことで物事に対する抽象的な理解を深め、

未経験のことにも応用でき創造性が高まります。

抽象的な理解には時間がかかります。

自分で考え、テストし、間を空けて復習することで

複雑な概念への理解を深めます。

別の概念と混ぜて練習をすることで

問題を見極める力を高めます。

思考のツールとして

アナロジー、水平思考などがあります。

さらに幅広く取り組む効果としては、

自分に合った仕事を見つけられることです。

それには自分の興味を持ったことに取り組み、

より興味の持てることに出会えるよう行動し続けることです。

探索している最中は無意味に感じたり、

非効率に思えるようなこともあるかもしれません。

自分によりあったものを見つける、

良いアイディアを見つけるためには興味のあるものを試してみる、

それを継続することが大切なのです。

 

次回

仕事に関する9つの嘘 について解説します。

今まで自己啓発寄りだったので、ビジネス寄りの本を選んでみました。

 

所感

最も印象的だったのは効率です。

やりたいことや自分に合っていることを探すにあたって

効率なんて求める必要はない。

今見つかってなくても人より遅くても

それでいいんだということに感動しました。

興味の向くままにに

より自分に合うものを探し続けていけば良い。

それが結果的に幅広い知識をもたらし

良いアイディアを生み出したり、

その人の個性となるんだと思います。

今やっていることにも価値がありますが、

それ以前に歩んだ道のりそのものが

自分を形作っているんですね。

だから過去にやったことで無駄なことはない。

いろんなことを学んで経験すればいい。

現実には生活をするためにお金を稼がなくちゃいけない、

収入を下げたくないなどたくさんの制約があると思います。

若い時代にもっといろんなことに

挑戦すればよかったと考えてしまいますが、

社会人でも仕事以外で幅を広げることもできますね。

趣味や副業など実験的に試すことはできます。

社会人が学び直せる制度が充実していれば、

たくさんの人が新しいことに挑戦でき

マッチクオリティ―を高めることができます。

人々の幸福を底上げできるかもしれませんね。

 

この本を読んで抽象的な思考力を鍛えること、

様々な領域に取り組むことをもっとやりたいなと感じます。

今やっていることは限りのない探索活動の一歩一歩です。

これからもいろんな本や知識を紹介し続けたいですね。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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