迷路のような人生

RANGE知識の「幅」が最強の武器になる 6章の解説です。

GRITと幅広さの関係について説明します。

 

五里霧中

様々なことに挑戦しては失敗し、

自分に合ったものを見つけた例として

画家のゴッホが挙げられます。

子供時代に絵がうまく描けなかったため、

他の事に興味を持ち自然を観察していました。

学校をやめて観察力を活かし画商で働くことになります。

次は宗教に興味を持ち仕事をやめて教員になりました。

伝道師になるため本屋で働きながら必死で勉強し、

牧師の大学を途中でやめて正規でない牧師活動をしました。

最初は熱心に取り組むものの、

自分にあっていないからやめることを繰り返しました。

その後は絵に取り組みますが基本の絵の勉強もあまり続かず、

いろんなジャンルの絵に挑戦します。

油絵にたどり着いてからは一つのスタイルに集中した

と思ったら全部捨てて新しいスタイルを試し

自分のスタイルを追求していきます。

ゴッホの作品は近代美術だけでなく、

現代にも大きな影響を与えています。

 

マッチングクオリティ―とは

仕事と自分の能力や適性があっているかを意味しています。

マッチングクオリティーの高いものを探すには

多くの時間がかかります。

入学時に専門を決める必要のある大学と

入学後に広い分野を勉強してから専門を決める大学の

卒業生のその後を研究した結果があります。

専門を決めるのが早い学生は、

自分の専門とは異なる分野の仕事に転職することが

多いとわかりました。

マッチングクオリティーを高める時間がなければ、

あとで仕事を変えることになります。

また仕事を変えること自体は悪いことではなく、

自分によりあった仕事をすることで成長することができます。

 

グリットは情熱と粘り強さのスコアで、

高スコアであれば良いとされています。

しかし途中でやめてしまうのは

マッチングクオリティーが低いからという可能性もあります。

たくさんあるスロットマシンから当たりを探す例は

キャリア探しにあてはまります。

ハイリスクハイリターンでフィードバックが多く

相性がわかりやすいものから挑戦し、

自分に合っているか学びます。

合っていなければやめて次の事に挑戦します。

合っていないことをだらだら続けてしまうのは良くありません。

より自分に合うものが見つかったなら

やめる良いきっかけになります。

早期に専門化させるほどやめる確率が高くなるので、

個人の適性に合わせるため柔軟なマッチングの仕組みが必要になります。

 

経験を積むにつれて自分のことをより理解すると、

目標や興味は変わってきます。

それは本当に自分に合ったものにたどり着くまで続くことです。

グリットを発揮するのはそれからでも遅くありません。

では自分にあったものを探すために良い戦略はあるのでしょうか?

 

次回

RANGE知識の「幅」が最強の武器になる 7章の解説です。

自分探しについて説明します。

 

所感

ゴッホの人生を聞くと天才ではなく職人で、

本当に苦労したんだなぁと感じさせられます。

自分のスタイルを追求したからこそ

今でも大きな反響があるんですね。

一つの事に集中し、

自分に合ってないと思ったら全部捨てる

というのはとても勇気のいることだと思います。

ですがもったいないと思って続けるのは

自分に合ったものを探すのをやめてしまうことです。

ものごとは続けなくてはいけない、

仕事をとっかえひっかえしてはいけないなど

マッチングクオリティーを高くしようとする行為は

あまり良く思われていません。

自分との相性をちゃんと理解するには

ある程度継続する必要があると思いますが、

自分に合っていないことはやめても困らない環境が望まれます。

人生ふらふらしている人を歓迎し、応援できる社会だといいですね。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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