人間関係を損ねない断り方

今回はSINGLE TASK一点集中術 5章の解説になります。

シングルタスクで周囲の信頼を得る方法について説明します。

 

言動と行動はどちらが大事?

話聞いてるよと言いつつもこちらを向かず

キーボードを叩きながら話している人と、

こちらを向いて目を合わせうなずきながら

話している人はどちらと話したいでしょうか?

前者は忙しい人でこちらはないがしろにされていると感じます。

後者は話していて気持ちが良く

一緒に仕事をしたいと感じさせられます。

心ここにあらずのマルチタスクの人は

対人関係において信頼されず、

今ここに集中しているシングルタスクの人は

良い対人関係を築くことができます。

例えばほとんど話したことがない幹部や偉い人が

こちらに興味をもって対等に話を聞いてくれると嬉しいですよね。

筆者はもちろん話したことはありませんが、

天皇陛下が慰問先で困っている人々と

しっかり向き合い話を聞いているのを見ていると

素直にすごいなぁと感動します。

あのシーンは会社の自己啓発セミナーに使えると思います。

 

相手の話を聴く大切さ

前述したとおり相手の話をしっかりと聴くだけでも効果があります。

さらに付け加えるなら、話を聞く時間というのは関係ありません。

5分で良いので相手に集中して話を聴く、

アイコンタクトをする、質問をするなど

相手への興味を示すことが重要になります。

相手にされて嬉しかったことを思い出してみましょう。

自分が話を聞いているときに同じことができていますか?

また集中していれば感情など言葉以上の情報から

相手を深く理解することができ信頼を深めることができます。

 

周囲からの期待

シングルタスク実践時の不安は

ノーと拒絶することによって周りから

良く思われないのではないかというものです。

なので周りの期待をコントロールするために、

こちらからペースを握り

いつなら対応できると提案することが重要です。

何か頼まれ事があったときに「いつまでですか?」と

聞くシーンは良くありますよね。

相手の期待もわかりますし、

自分で優先度を判断できる材料になります。

ミーティングなどで内職をしているなど

集中をしていない人は不適切であり、

インターネットに接続して何かしている人は

その場に集中していないと見なされることがわかっています。

であれば悪い印象を与えるのをわかっていながら

ミーティング中に他の作業をすることは

時間の有効活用なのでしょうか?

評判を落としながら非効率的に作業して

仕事の質が落ちているかもしれません。

そもそもそれほど大事なミーティングでないなら

出席を断るほうが良さそうですね。

 

ノーと断るには…

相手への敬意と自分の予定を説明することです。

例えば上司から緊急の仕事の依頼があった場合、

自分がいま取り組んでいる仕事とその納期、

新しい依頼を受けると現在の仕事が遅れること、

いつからなら対応ができること、

最終的な判断は上司に任せることが重要になってきますね。

上司にながら作業で対応する人はいないと思いますが

もちろん上司の話を集中して聞きましょう。

最初からできませんと言ってしまうよりも、

現状の説明や提案があるので

相手の印象も良くなります。

断ることは”今は”できないという意味で一時的なものです。

マルチタスクな人に仕事を依頼したとしましょう。

自分が依頼してからその人にはひっきりなしに依頼が舞い込みます。

自分の依頼はどうなったか心配になりますよね、

その人はタスクを次々とスイッチして作業するわけです。

確かに依頼したときに受ける印象はいいかもしれませんが

既に依頼している人にとってはそうではないのです。

つまり自分に任された仕事に無責任であると

見なされるということになります。

シングルタスクの強みは自分の仕事を責任もって取り組み

成果を出すことによって周りの信頼を得ていくことです。

信頼して仕事を任せることができる人と認識されることです。

しかし集中を乱したくないからと言って

マルチタスク的態度で断ると人間関係は悪化します。

どうしても集中を乱したくないのなら

連絡を断ったり部屋にこもり作業し、

事前に周知しておけばよいのです。

仕事も人への対応もシングルタスクで誠実に取り組みましょう。

 

次回

再度集中力の高め方について説明します。

 

所感

シングルタスクでノーと断るには、

自分が今取り組んでいることで成果を出すことで

会社に貢献しているんだと自分が理解していることが重要なんですね。

最初は辛いかもしれません。

継続してシングルタスクで成果を出さないと

役に立ったという実感をすぐに得られないからです。

人は手っ取り早く成果が得られるものを好む傾向がありますが、

将来的に大きなものを手にしたければ

シングルタスクで頑張るのが正解なんだと思うことができました。

信頼できる人信頼できない人っていると思いますが、

相手が自分(が依頼した仕事)に集中していたり、

興味を持ったり、

責任をもって取り組んでいるかどうかなんだと気づかされました。

自分が相手にどうしているか見つめなおす良いきっかけになりそうです。

人の信頼を得るには一朝一夕では足りません。急がば回れなんですね。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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