乳の栄養

グラフでわかる乳の栄養

今回は乳についてまとめます。

あまり量はないので一つ一つ紹介します。

牛乳神話は本当でしょうか?

データで見ていきましょう。

 

乳の栄養の特徴

すべて一食あたり100gで記載しています。

一日に必要な量は3049才男性で活動レベル普通の場合の値で

一食当たりに摂取できる%を縦軸としています。

日本食品標準成分表から計算しています。

中央平均グラフ

飲み物としては栄養が豊富に含まれています。

カルシウムが特に多いですね。

他に多いものは脂質、リン、ビタミンB2、B12、パントテン酸です。

肉、魚、野菜のように飛び抜けたものはありません。

鉄がほぼ含まれていません。

 

赤ちゃんは乳を飲んで育つわけですが、

この栄養分だけで成長に十分なのか不思議ですね。

時期が変われば含まれる栄養は変わるという話もあります。

大人に推奨されている栄養と比べても仕方ないのかもしれません。

 

あまり特徴はないので、食べるとしても全体の底上げの役割になりそうです。

ある栄養素が足りないからそれを補いたいっていう目的には合わないです。

 

乳の栄養まとめ

個別に見ていきます。

 

ジャージー牛乳

ジャージーグラフ

乳の中では一番栄養が豊富です。

他の牛乳と比べると脂質とカルシウムが際立っています。

牛乳ならジャージー種が良さそうですね。

市販品のように生乳から加工された場合、

栄養成分は変わっているかもしれません。

 

ホルスタイン牛乳

ホルスタイングラフ

ジャージー種に比べると、脂質が少ないですがパントテン酸は多いですね。

 

普通牛乳

普通牛乳グラフ

ホルスタイン牛乳とほぼ同じ栄養成分です。

加工してもほとんど変化しないみたいです。

 

ヨーグルト

ヨーグルトグラフ

牛乳を発酵させたヨーグルトですが、

ビタミンB12が少なく葉酸が多くなっています。

ミネラルのほうはあまり変わりがないようです。

 

母乳

母乳グラフ

あたりまえかもしれませなんが、人の母乳は牛とやぎとは異なっています。

たんぱく質、ミネラルは少ないですが、ビタミンはA、D、E、C、パントテン酸は多めです。

脂質は飽和脂肪酸が少なく、n3、n6が他よりも多いです。

 

ビタミンB6、B12、食物繊維が0なのは赤ちゃんには必要ないんでしょうか。

それともデータサンプルの問題ですかね。

 

やぎ乳

やぎ乳グラフ

やぎと牛はよく似ていますね。

同じ草食動物なので似たような傾向になるのでしょうか。

 

次回

きのこの記事をグラフ化して書き直す予定です。

 

乳であればジャージー牛乳が最も良い結果となりました。

乳糖やガゼインのことを考えると

分解が進んでいる発酵食品の形で食べるほうがいいかもしれませんね。

チーズの差別化で、ジャージー乳から作ってるから美味しいよ

というものも見かけます。

 

カルシウムは多めではあるものの、

野菜からも多く摂取できるので

カルシウムなら牛乳というイメージは払しょくされました。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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